保育園の歯科検診でした。

2019年6月3日

小児歯科の石川先生と院長の二人で、園医としてしらこばと附属保育園大袋駅前に歯科検診に行ってまいりました。
0歳から1歳までのお子さんが多く、むし歯のお子さんはいらっしゃいませんでした。

1歳半から2歳半の「感染の窓」と言われる時期に甘味の摂取を控える事により、むし歯の原因となるミュータンス菌の定着を抑える事ができるので、甘い物を食べる時期はとても大切です。

またこの年齢では指しゃぶりの影響も大きな時期で、3歳までに指しゃぶりをやめてもらう事が大切で、続けていると開咬と呼ばれる前歯がかみあわずに奥歯しかあたらない状態になってしまいます。

もし前からお子さんの歯を見て指しゃぶりをしていないのに隙間があるようでしたら、是非拝見させて下さい。

開咬から上顎が狭くなってしまって下顎を後ろに下げて咬むようになってしまった場合には上顎を装置を入れて広げてあげる必要が出てきます。

その場合には永久歯が揃う前に治療の必要が出てくるので、是非ご相談下さい。