せんげん台東口歯科院長ブログ 院長 伊藤 嘉洋

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2018/10/16(火)  インプラント学会に参加してきました。
 
先日大阪にて行われました日本口腔インプラント学会に参加して参りました。
専門医教育講座においてはインプラント周囲炎の原因となる仮着セメントの取り残しに対する考察が行われました。
当院でもセメントによる固定からスクリューで止める場合が増えております。

また長期的にインプラントを使用していく時にはメタルボンドクラウンの破折と言う問題からジルコニアクラウンが主流となりつつあります。

ジルコニアクラウンのチタンベースとの接着方法についても考察がなされましたが、メタルボンドに比べて破折のリスクが少なく、今後増えていく事が予想されるとの事でした。

若い世代にインプラントをした場合のリスクとして、他の歯は成長していくが、インプラントは成長しないため、他の歯と調和が取れなくなる事も、経験則で感じてはいましたが、常識となりつつあるようです。
2018/09/18(火)  OCT(光干渉断層計)について(中川寿一)
 
OCTは光を使って歯の断層画像を表示する装置です.

超音波を使った腹部エコーと原理は似ていますが、超音波ではなく目に見えない光(近赤外光)を使います.

医科では眼底の検査で使われていますので御存知の方もいらっしゃるかもしれません.

虫歯を診断するには、目で見る、器具で軽く触る、レントゲン写真を撮るといった方法がありますが、隣り合った歯と歯が接している部分に出来た虫歯を直接目で見たり器具で触れたりするのは難しい事があります.

その様な虫歯にはレントゲン写真を撮影するのが一般的ですが、OCTを使って診査しようという試みが研究されています.

痛みが無く、また歯を削ったりする事無く歯の内部を観察できるのはレントゲンと同じですが、レントゲンと比べて被曝が無く、リアルタイムで観察出来、なり始めの虫歯の検出が得意で、解像度が高いのが特長です.

現在は研究使用の段階で主に実験室で使われていますが、装置の小型化や、口に入れる部分の大きさや形を工夫する等の改良を経て、将来的に臨床利用される事が期待されます.


歯科医師 中川寿一
2018/08/28(火)  大学院在学中に作成した論文について(松浦千尋)
 
こんにちは、木曜日に勤務しております松浦千尋です。

私は2017年3月に東京医科歯科大学う蝕制御学分野大学院を卒業しました。

今回はその大学院在学中に作成した論文について簡単にお話しさせていただきます。
現在、虫歯の診断には主にレントゲン写真が用いられます。

しかしながら、レントゲン写真に写る虫歯というのは実は比較的進行したものであり、詰め物などの下の虫歯については尚更、レントゲン写真や見た目で判断することは難しいと言われています。

本研究ではSS-OCT(波長走査型光干渉断層計)と呼ばれる新規の機械を用い、虫歯治療で使用されるコンポジットレジンと呼ばれる樹脂材料の下に虫歯があった場合、その虫歯を検出できるかどうかをヒト抜去歯を用い、調査しました。

結果、SS-OCTでの虫歯の検出精度は非常に高いもので、SS-OCTを初めて使用した歯科医でも、検出が困難と言われている詰め物の下の虫歯の有無を正確に診断することができました。

SS-OCTは被曝なく3D画像をリアルタイムで得られることから、子供や妊婦の方にも優しい診断機器です。

まだ研究段階ではありますが、現在も様々な研究が進められ、実用化される日も遠くないと思います。

このような素晴らしい研究に携わり、歯科医療の発展に少しでも貢献できた事に感謝しています。

掲載内容は

題名Three-dimensional diagnosis of dentin caries beneath composite restorations using swept-source optical coherence tomography

雑誌Dental Materials Journal
2018 Volume 37 Issue 4 Pages 642-649
です。

こちらもよろしくお願いします。

歯科医師 松浦千尋
2018/07/20(金)  kidsぷれいすバンビーノ保育園で講演させていただきました。
 
7月7日七夕の日、当院から徒歩3分ほどにありますkidsぷれいすバンビーノ保育園にて小児歯科について講演させていただきました。

講師を務めていただいたのは、当院で毎週月曜日午後に診療していただいております、東京医科歯科大学で教授を務められた石川雅章先生です。

約30分ほどの講義でしたが、kidsぷれいすバンビーノ保育園に通われているお子様、保護者の方は皆様最後まで熱心にきいてくださいました。

本当にありがとうございました。


この日の内容は4歳の娘を持つ自分にとっても大変勉強になりました。

以前妻に歯磨きは歯科医師である自分の仕事でしょ?と言われて、いざやろうとしても嫌がる娘に四苦八苦する父でしかありませんでした。

出来ない事の言い訳に、この年齢では歯磨きより食生活が大事なんだよと答えつつも、不安に思っていたのが、全て解決しました。

虫歯ができるまでには細菌、虫歯菌の事、基質、砂糖など菌の栄養となるもの、そして環境、食事の時間などが積み重なって発生するものだったのです。

何となく兄弟がいると虫歯が多いのかな?と思っていたものの、砂糖と初めて接する年齢が重要である事が大切である事。

また当たり前の事なのですが、親自身が虫歯をしっかりと治す事が、子供の細菌感染のリスクを減らす事など優しく丁寧に教えて頂きました。

石川先生は退官されて悠々自適の生活をおくられていましたが、小児歯科医の菊地先生がしばらくドイツに滞在され、同じく小児歯科医の片岡先生が産休に入られることになり、小児歯科専門の先生が少なくなってきたのをみかねて当院にきていただくことになりました。

石川先生は、小児歯科医であり、とりわけ咬合誘導(歯並びを整える)、指しゃぶりや舌癖(舌を出したり、上顎を舐めたりする癖)の専門家であります。

お子様の歯並び、顎の出方、その他癖など少しでも気になることがことがありましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。


院長 伊藤嘉洋
2018/07/01(日)  田中さん、実習頑張ってください!
 
毎週土曜日に勤務してくださった、田中さんが退職しました。
現在日本大学歯学部付属歯科衛生士学校に通っている田中さんが、実習でいそがしくなり、当院にしばらく来れなくなりました。
厳しい実習を経て、また当院に戻ってきてください。
入学当初から、バスケ部で活躍せれその真面目さとガッツを生かし当院でも真面目にはたらいてくださいました。
田中さん、今までありがとうございます。
また歯科衛生士国家試験をパスして、ぜひ当院を第一希望にして戻ってきてくださいませ。
2018/06/19(火)  ITI公認インプラントスペシャリスト
 
この度、長年の研究、臨床、国際学会での参加履歴により、世界的なインプラント臨床グループであるITIより、公認インプラントスペシャリストとして院長の伊藤が認定されました。
東京医科歯科大学インプラント・口腔再生医学分野におきまして、春日井 昇平教授、塩田 真准教授のご指導の賜物と存じます。
さらなる飛躍を目指していきたいとおもいます。
2018/06/02(土)  インプラントオーバーデンチャーについて
 
IARPD(インプラントオーバーデンチャー)

インプラントオーバーデンチャーとは、インプラントを土台にしてはずれにくい入れ歯にする治療です。

入れ歯は歯茎の上にのせているので、沈み込んでしまいます。

インプラントがあることによって沈み込みを防ぐことができるので、義歯の安定を得ることができるのです。


インプラントのサポートがあるものとないものだと、ある方がしっかり噛めるようになります。

アタッチメント(はめ込む装置)により維持力の強化、入れ歯後方部の浮き上がりを予防することができます。

ただし、全てインプラントにするよりは噛む力が劣ります。

入れ歯をしっかり作ったにも関わらずはずれやすい場合や、何かお困りの場合はぜひご相談ください。


歯科医師
根來大幹
2018/05/26(土)  みこし君今までありがとう。感謝をこめてエールをおくります。
 
伊藤のスキー部の後輩である彼が、当院で歯科助手として働きだして約4年でしょうか。

みこし君が国家試験の勉強のため、しばらく当院を離れます。

大学では、スキー部の部長としてみんなをまとめあげ、当院ではいつも真面目に働き、なおかつ日曜日のムードメーカーでありました。

そんな彼の姿をみていただいた患者さんもたくさんいらしたのではないでしょうか。

みこし君が国家試験に晴れて合格し、歯科医師となってまた戻ってきてきてくれる日を切に願います。


みこし君がんばれ!!
そしてありがとう。




2018/05/19(土)  樋状根(といじょうこん)について
 
樋状根(といじょうこん)


先日奥歯の周りが腫れたという患者さんが来院されました。

お口の中に膿の出口ができていました

レントゲンから樋状根という少し複雑な形をした歯だと判断しました。

日本人だと30%程度の方がこういった歯の形をしています。

詳しく見るために歯科用のCTを撮影させていただき治療を開始しました。

CTをみると頬っぺた側の骨がなくなっている状態でした。

実際に古い詰め物とむし歯を取り除いて根の中のお掃除をしていきました。

CT上で確認した通りの状態でした。

顕微鏡を使いながら根の中の古い詰め物を除いて中をさらに奇麗にしていきました。

3回目の治療の際に膿の出口がなくなったことを確認して根の中に詰め物をして根の治療を終わらせました。

あとは土台を建ててかぶせ物を作って行けば大丈夫です。

根の治療はかぶせ物を作っていく前の大切な治療です。
何回か回数がかかってしまいますが、途中でやめずに通っていただければと思います。


歯科医師 橋本健太郎
2018/04/21(土)  院長の娘、ついに口を開けました。
 
先日、娘の歯並びが気になり、当院で小児歯科の菊地先生に診てもらいました。

実は自分も昔、現在は大宮歯科衛生士専門学校の校長を務める石川 力哉先生に診て頂き、矯正治療の前に歯並びを整える治療、咬合誘導をしていただいたのです。

同じように遺伝してしまった歯並びを何とかしてもらおうと連れてきました。

当日は私が娘を保育園までお迎えに行き、電車を乗り継いで当院までドキドキしながら連れて来ました。
(ちなみに娘はここが父親の歯科医院だとは知りません。)

実は私も妻も口の中に物が入ると気持ち悪くなりやすい、嘔吐反射の強い体質なので、娘も初めて型を取れるか心配でした。

ましてや、娘は三歳児健診でも、保育園の歯科健診でも頑なに口を開けないため、口の中の本当の状態もわかりませんし、歯科医院にきても口を開けるかどうかさえ不安でした。

結果は菊地先生のおかげで、嫌いやながらも口を開けて診察してもらい、歯型をとることまでできました。

当医院では嘔吐反射の強い方でも型を取れるように早く固まる緑の材料を使っています。

何とか気持ち悪くならずに型が取れたのですが、娘は「粘土はピンクのが良かった」と。

実用性だけでなく、見た目も大事なんだなぁと思いました。

また、患者、保護者側の目線で客観的にみれたのもよかったと思います。

もちろん毎日清掃しておりますが、床の靴跡が意外に目立つなあと気づかされることもありました。


大変御世話になった菊地先生ですが、ドイツに行かれ出産を控えているためしばらくお休みいたします。

いずれ戻ってきてくださりますので、その時にはまたこのHPにてお知らせいたします。