せんげん台東口歯科院長ブログ 院長 伊藤 嘉洋

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2019/06/03(月)  保育園の歯科検診でした。
 
小児歯科の石川先生と院長の二人で、園医としてしらこばと附属保育園大袋駅前に歯科検診に行ってまいりました。
0歳から1歳までのお子さんが多く、むし歯のお子さんはいらっしゃいませんでした。

1歳半から2歳半の「感染の窓」と言われる時期に甘味の摂取を控える事により、むし歯の原因となるミュータンス菌の定着を抑える事ができるので、甘い物を食べる時期はとても大切です。

またこの年齢では指しゃぶりの影響も大きな時期で、3歳までに指しゃぶりをやめてもらう事が大切で、続けていると開咬と呼ばれる前歯がかみあわずに奥歯しかあたらない状態になってしまいます。

もし前からお子さんの歯を見て指しゃぶりをしていないのに隙間があるようでしたら、是非拝見させて下さい。

開咬から上顎が狭くなってしまって下顎を後ろに下げて咬むようになってしまった場合には上顎を装置を入れて広げてあげる必要が出てきます。

その場合には永久歯が揃う前に治療の必要が出てくるので、是非ご相談下さい。
2019/04/27(土)  レーザー治療と親知らず
 
先日当院に一枚のFAXが届きました。
東京医科歯科大学インプラント科の僕の同期が懇意にされていた吉野敏明先生が、テレビ朝日系列の「ザワつく!金曜日」という番組に出演されるとの内容でした。早速自宅にいる妻に録画を頼み、帰宅後拝見いたしました。

東京医科歯科大学の歯周病科出身の吉野先生が出演されて、レーザー治療についてのお話でした。レーザー治療に関しては学生時代に、現在は東京医科歯科大学歯周光線治療学担当教授である青木 章先生からお話を聞いた事があったので、歯周病の治療に使用されているのかと思っていたら、虫歯治療に使用されているとの事が意外でした。

番組コメンテーターの方々が、いつか自分でレーザーで虫歯が治療できる時代が来るかもしれない。簡単そうに見える!と口々に話していました。神経に達するような大きな虫歯には専門家の歯科医師による従来の治療が必要だと思いますが、小さな虫歯の時に治せば歯医者はいらなくなるかもしれないとの話には、少しドキドキしました。

また番組の中で、長嶋一茂さんが「親知らずはいっぺんに何本も抜いてはいけない。」と言われていたのも印象的でした。なんでも過去に、親知らずを二日で4本抜いてほっぺが腫れ上がって大変な思いをしたとのことでした。

当院では、口腔外科のドクター、並びに一般歯科でも親知らずの抜歯に熟練したドクターが数多くいますが、上下で一度に抜く事はあっても、左右で間をあけずに抜くのは食事への負担が大きくなるため、避けています。

ちなみに私自身は、かつてインプラント科に入った時に、医局の先輩で、現在は昭和大学インプラント歯科准教授である宗像 源博先生から「まず親知らずを抜けるように勉強したら?」と言われてから研鑽し、今では得意な治療の一つです。

このゴールデンウィーク連休中に早めに抜けば、連休明けには良くなる事が多いので、もし親知らずを抜く勇気が無かった方は是非この機会に当院までご連絡ください。

院長 伊藤嘉洋
2019/03/09(土)  口腔内カメラを導入しました。
 
今月より、新たに【口腔内カメラ】を導入しました。

歯科医師から「どこどこに虫歯があります。」と言われても痛みも無いし?と疑問に思ったことはありませんか?

どんな病気もそうですが、治療の原則は早期発見、早期治療です。

特に虫歯は一度なってしまうとドンドン進行するので、痛みが出てからよりも舌で触って分かる状態よりも、少しかけたぐらいで治療する事がおススメです。

言葉で言われてもよくわらない。自分の目で確かめたい。

そんな方に視覚的にとらえていただけるようにする道具が【口腔内カメラ】です。

ワイヤレスですぐに撮れますので、説明を聞いてもピンと来ない方は写真を見せて欲しいと言ってください。
2018/10/16(火)  インプラント学会に参加してきました。
 
先日大阪にて行われました日本口腔インプラント学会に参加して参りました。
専門医教育講座においてはインプラント周囲炎の原因となる仮着セメントの取り残しに対する考察が行われました。
当院でもセメントによる固定からスクリューで止める場合が増えております。

また長期的にインプラントを使用していく時にはメタルボンドクラウンの破折と言う問題からジルコニアクラウンが主流となりつつあります。

ジルコニアクラウンのチタンベースとの接着方法についても考察がなされましたが、メタルボンドに比べて破折のリスクが少なく、今後増えていく事が予想されるとの事でした。

若い世代にインプラントをした場合のリスクとして、他の歯は成長していくが、インプラントは成長しないため、他の歯と調和が取れなくなる事も、経験則で感じてはいましたが、常識となりつつあるようです。
2018/09/18(火)  OCT(光干渉断層計)について(中川寿一)
 
OCTは光を使って歯の断層画像を表示する装置です.

超音波を使った腹部エコーと原理は似ていますが、超音波ではなく目に見えない光(近赤外光)を使います.

医科では眼底の検査で使われていますので御存知の方もいらっしゃるかもしれません.

虫歯を診断するには、目で見る、器具で軽く触る、レントゲン写真を撮るといった方法がありますが、隣り合った歯と歯が接している部分に出来た虫歯を直接目で見たり器具で触れたりするのは難しい事があります.

その様な虫歯にはレントゲン写真を撮影するのが一般的ですが、OCTを使って診査しようという試みが研究されています.

痛みが無く、また歯を削ったりする事無く歯の内部を観察できるのはレントゲンと同じですが、レントゲンと比べて被曝が無く、リアルタイムで観察出来、なり始めの虫歯の検出が得意で、解像度が高いのが特長です.

現在は研究使用の段階で主に実験室で使われていますが、装置の小型化や、口に入れる部分の大きさや形を工夫する等の改良を経て、将来的に臨床利用される事が期待されます.


歯科医師 中川寿一
2018/08/28(火)  大学院在学中に作成した論文について(松浦千尋)
 
こんにちは、木曜日に勤務しております松浦千尋です。

私は2017年3月に東京医科歯科大学う蝕制御学分野大学院を卒業しました。

今回はその大学院在学中に作成した論文について簡単にお話しさせていただきます。
現在、虫歯の診断には主にレントゲン写真が用いられます。

しかしながら、レントゲン写真に写る虫歯というのは実は比較的進行したものであり、詰め物などの下の虫歯については尚更、レントゲン写真や見た目で判断することは難しいと言われています。

本研究ではSS-OCT(波長走査型光干渉断層計)と呼ばれる新規の機械を用い、虫歯治療で使用されるコンポジットレジンと呼ばれる樹脂材料の下に虫歯があった場合、その虫歯を検出できるかどうかをヒト抜去歯を用い、調査しました。

結果、SS-OCTでの虫歯の検出精度は非常に高いもので、SS-OCTを初めて使用した歯科医でも、検出が困難と言われている詰め物の下の虫歯の有無を正確に診断することができました。

SS-OCTは被曝なく3D画像をリアルタイムで得られることから、子供や妊婦の方にも優しい診断機器です。

まだ研究段階ではありますが、現在も様々な研究が進められ、実用化される日も遠くないと思います。

このような素晴らしい研究に携わり、歯科医療の発展に少しでも貢献できた事に感謝しています。

掲載内容は

題名Three-dimensional diagnosis of dentin caries beneath composite restorations using swept-source optical coherence tomography

雑誌Dental Materials Journal
2018 Volume 37 Issue 4 Pages 642-649
です。

こちらもよろしくお願いします。

歯科医師 松浦千尋
2018/07/20(金)  kidsぷれいすバンビーノ保育園で講演させていただきました。
 
7月7日七夕の日、当院から徒歩3分ほどにありますkidsぷれいすバンビーノ保育園にて小児歯科について講演させていただきました。

講師を務めていただいたのは、当院で毎週月曜日午後に診療していただいております、東京医科歯科大学で教授を務められた石川雅章先生です。

約30分ほどの講義でしたが、kidsぷれいすバンビーノ保育園に通われているお子様、保護者の方は皆様最後まで熱心にきいてくださいました。

本当にありがとうございました。


この日の内容は4歳の娘を持つ自分にとっても大変勉強になりました。

以前妻に歯磨きは歯科医師である自分の仕事でしょ?と言われて、いざやろうとしても嫌がる娘に四苦八苦する父でしかありませんでした。

出来ない事の言い訳に、この年齢では歯磨きより食生活が大事なんだよと答えつつも、不安に思っていたのが、全て解決しました。

虫歯ができるまでには細菌、虫歯菌の事、基質、砂糖など菌の栄養となるもの、そして環境、食事の時間などが積み重なって発生するものだったのです。

何となく兄弟がいると虫歯が多いのかな?と思っていたものの、砂糖と初めて接する年齢が重要である事が大切である事。

また当たり前の事なのですが、親自身が虫歯をしっかりと治す事が、子供の細菌感染のリスクを減らす事など優しく丁寧に教えて頂きました。

石川先生は退官されて悠々自適の生活をおくられていましたが、小児歯科医の菊地先生がしばらくドイツに滞在され、同じく小児歯科医の片岡先生が産休に入られることになり、小児歯科専門の先生が少なくなってきたのをみかねて当院にきていただくことになりました。

石川先生は、小児歯科医であり、とりわけ咬合誘導(歯並びを整える)、指しゃぶりや舌癖(舌を出したり、上顎を舐めたりする癖)の専門家であります。

お子様の歯並び、顎の出方、その他癖など少しでも気になることがことがありましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。


院長 伊藤嘉洋
2018/07/01(日)  田中さん、実習頑張ってください!
 
毎週土曜日に勤務してくださった、田中さんが退職しました。
現在日本大学歯学部付属歯科衛生士学校に通っている田中さんが、実習でいそがしくなり、当院にしばらく来れなくなりました。
厳しい実習を経て、また当院に戻ってきてください。
入学当初から、バスケ部で活躍せれその真面目さとガッツを生かし当院でも真面目にはたらいてくださいました。
田中さん、今までありがとうございます。
また歯科衛生士国家試験をパスして、ぜひ当院を第一希望にして戻ってきてくださいませ。
2018/06/19(火)  ITI公認インプラントスペシャリスト
 
この度、長年の研究、臨床、国際学会での参加履歴により、世界的なインプラント臨床グループであるITIより、公認インプラントスペシャリストとして院長の伊藤が認定されました。
東京医科歯科大学インプラント・口腔再生医学分野におきまして、春日井 昇平教授、塩田 真准教授のご指導の賜物と存じます。
さらなる飛躍を目指していきたいとおもいます。
2018/06/02(土)  インプラントオーバーデンチャーについて
 
IARPD(インプラントオーバーデンチャー)

インプラントオーバーデンチャーとは、インプラントを土台にしてはずれにくい入れ歯にする治療です。

入れ歯は歯茎の上にのせているので、沈み込んでしまいます。

インプラントがあることによって沈み込みを防ぐことができるので、義歯の安定を得ることができるのです。


インプラントのサポートがあるものとないものだと、ある方がしっかり噛めるようになります。

アタッチメント(はめ込む装置)により維持力の強化、入れ歯後方部の浮き上がりを予防することができます。

ただし、全てインプラントにするよりは噛む力が劣ります。

入れ歯をしっかり作ったにも関わらずはずれやすい場合や、何かお困りの場合はぜひご相談ください。


歯科医師
根來大幹